1.土壌医、土づくりマスター、土づくりアドバイザーの名称使用
土壌医、土づくりマスター、土づくりアドバイザー(以下、土壌医等)の名称は、土壌医検定試験合格者の中で土壌医等の資格名を必要する方が、本人の申請により一般財団法人日本土壌協会(以下、当協会)に登録した方が使用することができ、検定試験の合格レベルに応じた資格の名称が使用できます。 [※登録料6,600円(税込)が別途必要です]


2.土壌医等資格の活用
土壌医等資格登録者は、資格の名称を用いて土づくりに関するアドバイスや指導を行う公的役割を果たすことができます。


3.資格登録の有効期間と継続研鑽
資格取得後において土壌医等として適切なアドバイスや指導を行っていくためには、知識、技術レベルを維持・向上していく継続的な研鑽が必要です。
このため、資格登録者は、以下のような継続研鑽CPD(Continuing Professional Development))を行っていく必要があります。
①資格登録者の登録有効期間は3年間で、この間に研修会への参加等研鑽メニューにある継続研鑽実績(CPD単位実績)を積むことが3年経過後の登録更新のために必要です。
②登録更新のために必要な継続研鑽実績(CPD単位実績)は3年間で30単位です。
③CPD単位は研修会等の参加1時間1単位の計算で、講師は3単位/時間と内容により重みづけが異なります。
④単位取得対象となる研修会等は当協会の研修会等とともに、当協会が認定した土壌医の会が行う研修会等です。

登録有効期間に必要なCPD単位が取得できなかった場合には登録を抹消します。その後、土壌医等の名称を必要とする場合には、CPD単位10単位を取得した上で再度登録申請が必要となります。
(詳しくは「土壌医資格登録と継続研鑽に関する要綱」(令和5年3月31日改正)をご覧下さい。)


4.土壌医の会の組織化 推進
資格登録者の継続研鑽を行いやすくするとともに、資格登録者間のネットワーク形成によって現場の課題解決力の強化を図ることをねらいとして土壌医の会の結成を進めています。土壌医の会は、資格登録者を中心とする会員組織で土づくりに関する講演会、研修会、研究会、見学会などの開催を行い相互に研鑽していく場です。
 土壌医の会は、主な構成員、活動範囲等の違いによって次の3種類があります。
地域土壌医の会(概ね都道府県の範囲内の会員組織)
②事業体土壌医の会(企業、団体を中心とし、それに関係する機関等の会員組織)
土壌医の会全国協議会(全国的活動を推進するための組織)
土壌医の会の設立に当たっては、土壌医資格登録者3名以上を含む5名以上が構成員としていることが必要で、代表者が当協会に設立申請し認可を得る必要があります。

(詳しくは「土壌医の会に関する要綱」(平成30年1月30日改正)をご覧下さい。)